komeの備忘録

東大院卒外資ITエンジニアの技術ブログ

Nest.jsを学習する

はじめに

Nest.jsは、TypeScript(JavaScript)で記述できるサーバーサイドのフルスタックフレームワークである。
Angular風であったり、スケーラブルであったり、特徴はたくさんある。

nestjs.com

前回インストール・セットアップしたTypeScriptを使ってNest.jsによるサーバサードを構築できるため、合わせて実装するといい。

https://www.komee.org/entry/2020/03/24/070000www.komee.org

インストールとセットアップ

今回の実行環境は、Ubuntu18.04である。 下記のコマンドを実行する。

$ npm install -g @nestjs/cli

ワーキングディレクトリとして~/work/nestjsを作成し、移動する。

$ mkdir ~/work/nestjs
$ cd ~/work/nestjs

次に新規にプロジェクトを作成する。

$ nest new test-project

そうすると下記のデータが自動的にnestjs/test-project以下に生成される。

$ ls ~/work/nestjs/test-project
nest-cli.json  package.json       README.md  test                 tsconfig.json
node_modules   package-lock.json  src        tsconfig.build.json

以下のコマンドをtest-project以下で実行することで、テストアプリケーションを実行できる。実行したアプリケーションはデフォルトではhttp://localhost:3000でアクセス可能である。

$ npm install
$ npm run start

f:id:komee:20200322210719p:plain
Hello World

まとめ

nest.jsのインストールとアプリケーションの実行は簡単に実行できた。
nest.jsはスケーラブルなアプリケーションのサーバサイドに適している。中規模-大規模なアプリケーションを作成することに向いており、様々な用途に使える。既存のサービスのブラッシュアップにも使えるし、ベンチャー企業・スタートアップがウェブサービス開発していくことにも適切な言語である。今後積極的に使っていきたい。

(C) komee.org