komeの備忘録

東大院卒外資ITエンジニアの技術ブログ

GPUのないUbuntu18でOpenposeのデモを動かしてみる

はじめに

前回インストールしたopenposeのデモを動かしてみた。

インストールログはこちら。

www.komee.org

デモファイルを実行

おさらいとして、openposeのディレクトリパスは、~/work/openposeである。
さらにbuildディレクトリは、その中に作成した。~/work/openpose/buildである。

ではopenposeのバイナリはどこにできるのかというと、下記のパスである。 ~/work/openpose/build/examples/openpose/openpose.bin

cloneしたリポジトリ内の公式のデモを実行しよう。 まず、~/work/openposeに移動し、出力データのディレクトリを作成する。(出力はどこでもいいので、無理して作る必要もない。)
注意事項として、私はこのopenposeのルートのパスに移動しないと、実行できなかった。

$ cd ~/work/openpose
$ mkdir output
$ $ ./build/examples/openpose/openpose.bin --video ./examples/media/video.avi --write_video output/output.avi

openposeのリポジトリに入っている、video.aviをopenposeを使って人体を推定し、output/output.aviに出力する。

すげえたのしーーーー。ただGPUを使わず、CPUのみで実行しているため、めっちゃ時間がかかる。

まとめ

CPUのみだとパソコンホッカホカになるし、時間かかるしあまりいいことはない。どうせやるなら強めのGPUがほしいなぁと感じた。
余談だがmakeして生成したバイナリのパスおかしくねぇ・・?

あと、openposeは商用利用には年間$25000のライセンスが必要。たっか。
さらに商用利用でも、個人でも団体でも、スポーツ分野への利用は禁止である。

参考文献とサイト

2020/03/20 閲覧

GitHub - CMU-Perceptual-Computing-Lab/openpose: OpenPose: Real-time multi-person keypoint detection library for body, face, hands, and foot estimation

(C) komee.org