komeの備忘録

東大院卒外資ITエンジニアの技術ブログ

C#でPowerPointを編集する

最初に私の実行環境を以下に記す。

Windows10 Enterprise 64bit

Visual Studio Enterprise 2017


さて、最近は趣味で、C#を用いてPowerPointを編集するコードを書いている。


C#もPowerPointも幸いにして同じMicrosoft製の製品のため、PowerPointを編集するためのAPIが最初からVisualStudioの中には用意されている。


C#でPowerPointを編集するためには以下の2つのコンポーネントを使用する。

しかし2つともデフォルトではプロジェクトを作成しただけではインポートされないため、使用する際には参照を追加する必要がある。


Microsoft.Office.Interop.PowerPoint
Microsoft.Office.Core

2つのコンポーネントはともにソリューションエクスプローラの参照を右クリックし、参照の追加を選択することで、プロジェクトに追加することができる。


1つめのコンポーネントは、左側カラムのアセンブリの拡張タブのなかに用意されている、Microsoft.Office.Interop.PowerPointを参照することで使用可能になる。

バージョンが2つあるが、私は新しい方を選択して使用している。

f:id:komee:20170621233306p:plain



2つめのコンポーネントは、左側カラムのCOMのタイプライブラリの中にある、Microsoft Office 16.0 Object Libraryを参照することで使用可能になる。

f:id:komee:20170621233310p:plain

Microsoft.Office.Coreは、参照を追加するコンポーネント名が異なるので注意。



以上2つの参照を追加し、プログラム内で以下のようにコンポーネントを追加することでPowerPointをC#で操作可能となる。

using Microsoft.Office.Interop.PowerPoint;
using Microsoft.Office.Core;


具体的な操作方法はまた記す。



参考にしたサイト

Learn to Develop with Microsoft Developer Network | MSDN

(C) komee.org